外国人団体向けの上質な文化体験をお探しではないですか?
日本の伝統文化を体験することは、訪日外国人にとって訪日の満足度を高くしてくれます。
この記事では
・外国人が団体で文化体験ができるのか?
・人数別のおすすめの体験はあるのか?
これらについて解説していきます。
外国人を団体で日本に招いた際、満足してもらえるプランをご提案いたします。団体で日本文化を体験してもらう際の参考にしてください。
外国人が団体で文化体験することは可能?
外国人が団体で日本にやってきたとき、文化体験をすることは可能です。外国人は家族単位やチーム単位で旅行をすることが多く、団体行動は珍しくありません。
家族で行動する場合は、1家族であったり、祖父母まで含めた3世代であることもあり、その人数はさまざまです。
また、チームビルディングの一環としての企業研修の場合、人数は10人以上になることが多く、国内での研修や移動に際しては配慮が必要です。
外国人は、訪日時に文化体験をすることで満足度が上がり、家族やチームの絆を高めることができます。団体で文化体験することで、より満足度の高い訪日になることでしょう。
人数別おすすめの文化体験
人数によっておすすめの文化体験は異なります。
ここからは、人数別のおすすめ文化体験について解説します。家族単位におすすめの体験や、大人数でも楽しめる体験などさまざまな体験を解説します。
〜5人
家族などで5人以下の場合は、以下の文化体験がおすすめです。
・華道
・茶道
・和菓子
・金継ぎ
この伝統文化が少人数での体験がおすすめな理由は、講師との会話です。
どれも講師から教えを受け、手を動かすものですが、人によって進み具合や感性は異なります。これらに対応するために、講師の目が届く少人数で体験するのが良いでしょう。
一人ひとりと会話をしながら体験し、出来上がったものを美味しく頂いたり、鑑賞することは何にも代えがたい時間になるはずです。
少人数であれば、手を動かすものがおすすめの体験です。
〜15人
15人以下で文化体験するなら、以下の伝統文化がおすすめです。
・歌舞伎
・侍、殺陣
・芸者、舞妓
ここに挙げた伝統文化は主に鑑賞するもので、スペースの問題や、鑑賞の予約に際して15人以下が望ましいです。
人数が多すぎる場合は、会場や席が取れなかったり、バラバラに体験することになるので注意が必要です。
会食中の文化体験や、研修などはモテナス日本にご相談いただければ伝統文化を体験するプランをご提案いたします。お気軽にご相談ください。
15人以上
15人を超える場合、体験できる伝統文化は限られてきます。
・和太鼓
・大相撲
意外かもしれませんが、和太鼓は大人数で体験できる伝統文化です。多くの太鼓を一斉に打ち鳴らし合奏すれば、満足度は高くなり絆も深まるでしょう。和太鼓は少人数からも受け付けていますが、大人数でも体験できる伝統文化です。
大相撲については20人以上が団体と定義されており、早期の申込みが可能です。滞在期間中に大相撲が行われていれば体験することをおすすめします。
どちらも大人数で体験すれば、その様子に驚かされ、楽しめる伝統文化です。訪日をより満足してもらうなら、和太鼓と大相撲はおすすめの伝統文化の一つといえます。
外国人が文化体験する際の注意点
外国人に伝統文化を体験してもらうとき、注意したい点について列挙しました。
予約する際の注意点以外にも、外国人への配慮も必要です。まずはこれらの注意点を確認してから、伝統文化を選んでいきましょう。
事前に予約する
団体での文化体験には、必ず予約が必要です。まれに2,3人程度であれば予約なしでも受けてくれることがありますが、5人以上となれば予約しておくと良いでしょう。
また、予約をしておくことで、受け入れ側が人数に合わせた準備をしてくれます。
例えば、茶道や華道を10人以上で体験するとなればプロジェクターやホワイトボードなどの見せる設備が必要です。それ以外にも、什器や椅子、テーブル、マイクなどの設備が必要になることもあるでしょう。
これらの準備をする理由から、団体で体験をするのであれば事前に予約しておくことをおすすめします。
人数の増減がないように配慮する
予約をしたら、人数の増減がないようにしましょう。予約をすることで、必要な機材や什器を揃えますが、人数が減るのであれば必要なくなってしまうためです。
また、海外の慣れない寒暖差で体調を崩す外国人もいるので、体調にも充分に配慮しましょう。日本ではドラッグストアで市販薬が購入できますが、体調が回復しない場合は医療機関を受診するのが良いでしょう。
準備する側も、参加する側も人数が増減しないよう配慮しておきましょう。
何をするか知らせておく
伝統文化の予約が済んだら、どんな体験をするのか外国人に告知しておきましょう、
体験に参加する外国人に、何を体験するのか知らせておくと、参加する側の準備もできますし、Youtubeなどで事前に情報を入れておくことで好奇心を高めることもできます。
和太鼓では、激しく太鼓を打ち付けるため汗をかくことが想像できます。着替えを多めに持っていったり、タオルを用意するなど準備することができるでしょう。
参加する外国人も準備できるので、何の体験をするか事前に知らせておきましょう。
人気の文化体験一覧
外国人に人気のある文化体験をご存知でしょうか?この度モテナス日本では、「日本で体験したい伝統文化」と題して、500人の外国人にアンケートに答えていただきました。その中から、特に人気が高かった上位の伝統文化について解説します。
アンケートの詳細はこちらの記事をごらんください
歌舞伎
歌舞伎は言わずとしれた日本の伝統文化の1つです。
400年にも及ぶその歴史のなか、多くの人々に愛されてきました。
奇妙な身なりや行動をするという意味の「かぶく」が語源となっており、現在でも風習や習慣に囚われず、自由に人々を楽しませています。
最近では、超歌舞伎と題して『初音ミク』や『ONE PIECE』とのコラボレーションなども行っており、世界中の人々から愛される伝統文化へと進化しています。
しかし、団体での鑑賞には事前の予約が必要です。20名以上を団体と定義しているようですが、人気の公演だと予約が取れないこともあるので注意が必要です。体験できれば歌舞伎は「日本を体験した」と言うにふさわしい伝統文化といえるでしょう。
詳細はこちらの記事もごらんください。
茶道
茶道は、アンケートでも4位に入る人気の伝統文化です。着物を着てお茶を点てる姿は日本人のイメージそのものでしょう。
現在では独自の流派に分かれていますが、その源泉は千利休です。お客様をおもてなしするという原則は変わっておらず、その精神は今でも受け継がれています。
お茶を点てて飲むだけではなく、おもてなしの精神や侘び寂びなど美しい心得を学べるのです。
モテナス日本では、茶道やマナーについてもセットにしたプランのご提案も承ります。用途に合わせてカスタマイズできるので、ぜひ一度ご相談ください。
詳細はこちらの記事もごらんください
和太鼓
おすすめの伝統文化でも紹介した和太鼓もアンケートでは8位に入る人気の伝統文化です。
団体で日本文化を体験するのであれば和太鼓は最適だといえるでしょう。なぜなら和太鼓は大人数で一斉に体験できるうえ、直感的に楽しむことができる伝統文化だからです。
熊本では、2778名の奏者が太鼓を演奏し、ギネス記録に認定されています。ここまでの大人数は正直必要無いと思いますが、10人以上での文化体験であれば和太鼓は最適でしょう。
詳細はこちらの記事もごらんください。
文化体験をオーダーメイドする
モテナス日本では、文化体験のオーダーメイドを承っております。
今まで、企業の幹部候補生や多国籍の外国人に日本文化を体験してもらう研修を企画した経験もあり、体験を通じて日本文化を楽しんでいただきました。
文化を体験することで和の精神を学んでもらい、チームビルディングの一環としてグローバルリーダーの育成にも貢献できます。
マナーと茶道を学べる研修や、華道の「引き算の美学」を学ぶ講座、研修中のショータイムなど、さまざまな文化体験を提供できるので、ぜひ一度モテナス日本にご相談ください。
ご相談はこちらから。
まとめ
この記事では文化体験を団体で行えるか?について解説してきました。
外国人の文化体験は団体でももちろん可能です。大人数で体験することで、団結力が強まり、より一層深く伝統文化を学べるでしょう。
団体での体験には注意点もあります。スムーズな案内も必要になるので事前の予約を行いましょう。
伝統文化の体験をカスタマイズする場合は、モテナス日本にご相談ください。お客様の意図やご要望をくみ取り最適なプランをご提案いたします。
お気軽にこちらからご相談ください。
30代男性ライター。ホテルに16年間勤務し、旅行業界に携わる。旅行代理店やホテルでの仕事を通じて旅行に興味を持ち、よく旅行に行っています。好きな都市は仙台と博多です。旅を通じて得た知識や日本の魅力を丁寧に伝えていきます。