モテナス日本の華道体験
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外国人研修についてお悩みでしたら、華道をキーワードにしたイベントの企画はいかがでしょうか?
華道が今、外国人のリーダー研修やチームビルディングに特におすすめしたい内容なんです。
その理由に華道には、決断力や洞察力、そして適材適所の選択、全体をまとめる力を、花を生ける行為によって身につけることができるから。
このキーワードは戦国武将たちの間でも重要で、華道は武士の嗜みでした。
そして、現在のビジネスパーソンにも必要なスキルですよね。
今回は、華道・いけばなを題材にした外国人社員向けのリーダー研修やチームビルディングの紹介です。
・華道・いけばな、って結局なに?
・リーダー研修と華道ってどう繋がりがあるの?
・華道のリーダ研修の実例をしりたい。
といった内容を中心にしてお届けします。
ぜひこの記事を読んで、外国人研修に華道体験を選ぶために必要な情報を得てくださいね。
華道・生け花とは?
生け花とは?
いけばなとは、草木や花を器に生けて作品を作り、鑑賞します。
西洋のフラワーアレンジメントと比較される部分として、フラワーアレンジメントが360°全てから鑑賞するものといわれ、いけばなは花を正面から鑑賞するために活けるといわれています。
西洋のフラワーアレンジメントとは全く違った思想があり、フラワーアレンジメントは空間を花で埋めていく「足し算」の芸術といわれ、日本のいけばなは、空間を見せるための「引き算」の芸術と言われています。
いけばなで大切なのは「余白」といわれ、日本独自の「間」の芸術を鑑賞することができるのです。
また、花だけではなく、大ぶりの枝や幹、葉や苔や木の実に果実など、すべての植物が花材としてつかわれるところも独自の芸術形態といえるでしょう。
花器や道具には、日本独自のものが多く、日本建築の中でより映え、いけばなをすることは日本の伝統文化を肌で感じることができます。
花の色や質感、そして季節感を重要視しながらくみあわせるので、春夏秋冬をしみじみとあじわうことができますよ。
華やかさだけではない日本独自の完成を磨くことができるので、年齢や性別を問わず、気軽に始められるお稽古事として現代の日本人の生活の中で楽しまれています。
参考サイト:池坊公式サイト
華道とは?
華道は花を生ける道。「道」という字がついていることから、修行や稽古を繰り返すことで、客人をもてなすことだけではなく、自分自身と向き合い成長することが求められます。
550年の歴史があるといわれ、江戸時代までは武家文化の中で栄、侍の嗜みとされていました。
華道は、日本発祥の芸術で、起源は神々を招く「依代」として植物を立てて奉納していました。その流れから始まると言われています。
もともとは神仏に備えられる花のいけ方から始まったと言われていますが、現在の形に近い原型は、室町時代の中期にうまれました。
その背景には、当時の公家や武家の間で流行した建築様式、書院造には床の間と呼ばれる空間があります。
床の間には、中国から渡来した磁器や絵画を飾られるようになり、そこにあわせて生きた花や草木を飾りるようになり、現在の形へと進化していきました。
当時、京都六角堂のお寺の僧侶が活けた花が話題になり、この僧侶が池のほとりにすんでいたことから「池坊(いけのぼう)」と呼ばれる華道の祖が生まれました。
ここから華道は武家の嗜み、侍のマナーとして江戸時代まで続いていきます。
その後、多くの流派が生まれ、現在にまで伝わります。
武家の嗜みとして栄えた華道も、文明開花後には、花嫁修行の一環で女性に人気のある習い事として定着していきます。
現在では、チームビルディングなど人材育成のためにも注目が集まっており、男性も生け花を始める人がふえているのだそうです。
華道の精神
戦国時代では、華道、いけばなは武士の嗜みの一つといわれ、古来は男性がメインで花を生けることが多かったようです。
華道は、引き算の美学といわれ、空間を埋め尽くすようなアレンジメントをもとめられる西洋のフラワーアレンジメントとは真逆の思想になります。
空間の中の余白を活かしながら、自然にあるように花を活かしていけていく。
草木や花を最低限の要素にしぼり、花の持つ美を人の手を加えながらも、自然にそこにあるように生かすことが華道の教えとされているのです。
なので、不必要な枝や葉を極限にまで削ぎ落とすことで、花の美しさを際立たせていきます。
華道には「適材適所」の言葉のように、その場に適する花材の状態を選ぶ決断をしながら、常に作品を制作していきます。
これは「決断力」「判断力」が養われ、全体を見渡す「洞察力」も必要とするので、武士たちの重要な嗜みとされていました。
なので、華道がリーダー研修にピッタリな理由はここにもみることができますよね。
戦国武将も嗜んだ華道
江戸時代まで、華道は武家社会のステイタスでもありました。
特に戦国時代では歴史に名高い将軍たちも、いかにして華道を嗜み、生け花を日々おこなっていたのかという文献が残っています。
参考サイト:いけのぼう生け花教室 “戦国武将といけばな”
そうした背景として、将軍クラスの武将たちは、自分の持つ兵力、武器、土地でどのようにして効果的にた戦い戦果をあげていくのか?という課題につねに向き合っていたからといわれています。
生け花が好きだった武将に挙げられる織田信長は、大きな戦の前には必ず花を活けていたといわれているほど。
華道では、花を活ける際、勢いよく決断をくりかえしながら作品を制作していきます。
どの器をえらび、どの枝を切ればいいのか、一瞬の迷いで花を活かすことができなくなるからです。
手持ちの花、手持ちの花器や道具を使い、いかに見事に表現していけるのか、技量が問われてきます。
これは、現在のビジネスパーソンにも通じる部分がありますよね。
どんな状況でも判断を繰り返し最善を導いていく。
そんな現在のリーダーたちにもとめられるものが、戦国時代の武将たちの中にみることができます。
こうした背景から、華道は武家社会の中で重要な「道」として、広がりを見せていきました。
リーダー研修・チームビルディングとは?
リーダー研修とは?
リーダー研修とは、プロジェクトリーダーや管理職、中堅の社員などの業務を遂行してゆく社員を対象にした研修を指します。
チーム全体を引っ張っていくために、重要とされるスキルを習得することが目的で、研修を通して足りないスキルを発見する試みも実践されていくのです。
リーダー研修を必要とする人の多くは、キャリアをすでに出していたり、入社からある程度の年数が経過している人をターゲットにしたもの。
そして、入社してまもないけれど、人材的にリーダーに抜擢したいような人を対象にした場合があげられます。
また、新規プロジェクトの立ち上げに抜擢され始めてリーダーを務める人にもリーダー研修は効果的です。
彼らに求められることは、チームを導く力とコミュニケーション能力、そして部下を育てる力と判断力です。
このことから、業務スキルをアップするための実践的なリーダー研修の他に、チームビルディングを通してリーダー研修を行う企業も増えてきています。
このような理由から、リーダーを育成するために必要な研修が行われます。
参考サイト:人材育成コラム
チームビルディングを簡単に説明すると?
チームビルディングとは、個々のスキルや能力を最大限に発揮して、ひとつの目標を達成するチームを作るというゴールを目指します。
これは、チームビルディングを行い、チームの目標設定やメンバー各自の役割をより明確にすることが目的。
メンバーのスキルや能力、経験を最大限に活かし、目標を達成できるチームを構築してゆくのです。
現在、様々な企業が抱えている悩みに「有能なのに100%以上の効果が出ていない」状況や、スタッフ同士の関係性やチーム構成への不満があげられます。
例えば、1人のリーダーが一方的にメンバーに指示することを実行するだけでは、チームとしてのパフォーマンス性が減ってしまいます。
肝心なのは、それぞれが最大限の力を発揮しながら相互作用によって目標達成をすること。
「優秀な人材ばかりなのに、チームとして機能しない」という場合は特に、チームビルディングが有効です。
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外国人社員教育をする際に大切なこと
日本社会は人口の低下やグローバル化をうけ、外国人社員を受け入れる企業が増加しています。
ところが、外国人従業員を雇う際に多くの雇用主の中には、文化や習慣の違いから生まれる戸惑いが見られます。
業務を遂行する際に、文化や習慣の差異が問題になってくる恐れから、外国人社員の採用を戸惑う企業がないとは言い切れません。
しかし、優秀な人材を企業にとりいれるのは重要な課題ですし、国籍を理由に採用こばむ理由にはなりませんよね。
そこで、入社した外国人社員に、社員教育が必要になってくるのです。
業務内容だけではなく、日本の企業で働くための必要なスキルを、身につけてもらう外国人社員研修やチームビルディングが企画されていきます。
日本の習慣の中で特に難しいと言われる「場を読む、空気を察する」というスキルや、日本社会のビジネスマナーがまだ身に付いていない新人外国人社員も多くいるからです。
また、言語への不安感やコミュニケーション不足から、他の日本人社員とうまくチームを形成することができない外国人社員もいる現状もあり、孤立してしまう恐れがあります。
そういった場合にもチームビルディングや研修は、彼らが企業の中での存在意義を見つけるきっかけとしても期待できます。
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華道・いけばなのリーダー研修・チームビルディング
華道・いけばなのリーダー研修とは?
リーダたちに求められるのは、メンバーたちをまとめ、100%以上の成果を出すためにチームを導く力とコミュニケーション能力、そして部下を育てる力と判断力です。
華道がリーダー研修に向いている理由としてあげられるのは、
・決断力と判断力の連続性
・適材適所を見極める洞察力
・想像力とクリエイティビティ
目の前にある花材を人の手をくわえることでより美しく活かすのが華道。一つ先の未来を想像しながら、適した判断をつねに必要とされます。
そして、自然物を利用した五感をしっかり使うアートなのでストレスの緩和にも役立つという側面も。
このような理由から、華道・いけばなはリーダー研修にとてもふさわしい内容であると言えるでしょう。
華道・いけばなのチームビルディングとは?
チームビルディングでは、一つの作品をみんなで作り上げていく過程がとても大切。
ディスカッションだけではなく、何かを共同作業しながら制作していくことで、チーム力をあげ、お互いの尊敬や礼の心の大切さを見つけていくからです。
生け花教室の指導のように、講師から生け花の概要をみんなでうけるのではなく、共同で一つの作品を作り上げていくことがキーワードになります
判断力や洞察力、決断力をお互いに信用しながら、チームで花を生けるので、自分の意見や相手の意見をきちんと受け入れることが求められますよ。
このようなお互いのやり取りからも、チームとしての機能を循環させる要素がうかがえます。
そして、生きた植物を実際に手で触りながら作っていくアートなので、精神作用も大きく期待されるのです。
華道・いけばなを外国人研修やチームビルディングに選ぶメリット
日本文化体験をベースにした外国人研修に人気があつまっています。
その背景には、日本の伝統的な文化が内包する日本独自の思想に注目があつまっているから。
日本文化や思想の多くに見られる、森羅万象全てに対する礼儀の心や、相手を敬う気持ち。ビジネスにおいてさまざまなシーンで重要な課題になっています。
そして、日本文化には、満たしていくばかりではなく、時には引くことからみえる真実など、西洋文化にはあまりみられない思想への興味が海外から注目されているのです。
このような背景がある日本文化をベースにした外国人研修やチームビルディングは、外国人社員が企業内でのチーム形成をするときに、必要で重要なポイントを得ることができるから。
特に外国人研修には、このような内容を含む上に日本文化の思想を体験できるので、大変おすすめしたいキーワードなんです。
華道・いけばなのリーダー研修事例
では、実際に外国人リーダー研修に生け花をした某大手企業様の例をご紹介します。
世界を舞台に活躍している日本の某大手企業様から、外国人のリーダー研修についてご相談を受けました。
そこで、華道によるリーダー研修をお奨めさせていただいたところ、大変興味を持ってくださり、早速実行に移します。
まず、集まったのは新規プロジェクトの各部門のリーダーたち。ほとんどが初めてのリーダー経験であるという新抜擢のメンバーです。
講師から華道やいけばなの説明をまず受け、葉の切り方や活け方のバランスなど、生け花の基本を講師から学びます。
フラワーアレンジメントとはちがい、花の数やボリュームによって美しく見せるのではなく、生け花は花材と空間のバランスを考えなから少しの花や枝を活けていきます。
そのため、葉や枝をうまく切り作品を仕上げていくので、みなさんはじめは戸惑った様子でした。
しかし、だんだん慣れてくると目の色がかわってきて、強い集中力のなか、自分の直感を信じた判断をどんどん実行していきます。
静まり返った会場では、ハサミの音だけが響き渡ります。
最後はみんなで作品の講評会です。
まずは自分でどのような部分にこだわったのか、どう表現したかったのかを一人ずつ発表します。
それから、お互いで作品について講評し合います。そうすることで冷静に自分や相手の判断をみることができ、良いポイントを分析して言葉にする訓練を重ねることができます。
このようにして華道による外国人リーダー研修は終了しました。
みなさん、初めての体験でかなりエキサイトした!とおっしゃっていました。
帰りははじまるときより、お互い楽しそうに会話をはずませていましたよ。
このように、リーダー研修に生け花が選ばれるのは、判断力、洞察力、決断力をふくんだクリエイティビティの活性という効果が期待されるからなのです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は華道とリーダー研修をキーワードに事例とともにご案内しました。
戦国時代の武将たちが華道に励んできた理由に、精神集中のためであり、決断力や洞察力を磨く訓練とした側面もあったことが挙げられます。
これは、現在のビジネスパーソンにも強く求められる内容で、華道を通してより自分の直感を信じた判断ができるようになります。
もし、リーダー研修にお悩みでしたら、華道のリーダ研修はおすすめしたい内容ですよ。
外国人のリーダー研修・チームビルディングにお悩みでしたら、ぜひモテナス日本にお気軽にご連絡くださいね。
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